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【緊急企画】慈恵医大脳神経内科スタッフがおすすめする3つの教科書

  • 教 育

 新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、講義や臨床実習が中止となっている医学生も多いと思います。勉強しようにも、どの教科書で勉強しようか悩んでしまう方もいらっしゃるはず。そこで脳神経内科に興味ある方向けに、当医局スタッフがおすすめする教科書を紹介します。
 本院スタッフに「自分が実際に使ってよかった教科書」についてアンケートを行い、回答数上位3つを挙げています。学生から脳神経内科専門医まで幅広く使える教科書ですので、ご興味ある方は是非一読してみてください。

神経症候学を学ぶ人のために(著者 岩田誠 医学書院)

 神経所見のとり方、その所見が意味すること、病態との関連性など、神経症候にまつわる事が詳細に記載されています。重厚でボリュームもあり1から全部読むとハードルは高いですが、辞書のように使用する方が多いです。

ビジュアルガイド 末梢神経と筋のみかた(翻訳 幸原伸夫 診断と治療社)

 おそらく医学生の皆さんが苦手な、末梢神経の解剖と支配筋が綺麗なイラストで明瞭に記載されております。持ち運びしやすいサイズであり、外来に持参する脳神経内科専門医も多いです。

臨床のための神経機能解剖学(著者 後藤文男 天野隆弘 中外医学社)

 脳神経内科医にとって、神経症候と解剖は切っても切り離せない関係です。この教科書は領域毎に見開き2ページで完結にまとまっています。特にイラストが見やすく直感的に理解しやすいレイアウトになっています。

いかがでしょうか?
脳神経内科医なら名前を聞いただけで分かるくらい有名な教科書が揃っています。どれも刊行が古い教科書ですが、脳神経内科のベーシックな教科書として皆が使っている証ですね。

これらの他にもおすすめの書籍はまだまだあります。
いつか他の書籍たちも紹介したいと思います。

(文責:慈恵医大脳神経内科 広報部)

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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