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8月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

8月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。



ニロチニブのParkinson病に対する第2相試験です。治療効果の評価には運動症状のみならず、脳脊髄液のドパミン代謝産物やα-シヌクレインオリゴマーなどの病態タンパク質の濃度が用いられています。疾患修飾療法の幕開けを感じます。

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脳梗塞予防はどこに行く?温故知新コルヒチンですね。既存薬から新規薬まで多士済々。今後の展開に期待です。

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週1回皮下投与のrotigotine製剤によって安定したrotigotineの血中濃度が週単位で得られることが報告されました。Parkinson病の初期治療に用いた後の運動合併症の出現など、長期の効果も気になりますが、今後の開発に期待したいです。

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TIA/minor strokeの無症候性頭蓋内血管狭窄は年齢により増加し、頸動脈狭窄より有病率が2倍!ただし脳梗塞再発、死亡率、虚血イベントと関連はない模様。「適切な再発予防の治療を受けている」が条件です。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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