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9月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

9月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

 JNNPより、脳梗塞発症3ヶ月以降の機能改善が5年後の死亡率改善、施設入所の減少、健康管理や社会的コスト削減につながるという論文です。急性期脳梗塞治療後も機能改善を目指すことを怠ってはいけないと警鐘を鳴らしています。

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 パーキンソン病の有病率は世界では女性が男性よりも少ないことが知られていました。女性では出産回数が多いほどPD発症年齢が上昇する(PDを発症しにくい?)ことが最近発表され、家族構成との関連なども話題になっています。新たな疫学研究が病態解明につながることを期待したいです。

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ESUSの中で潜因性AFとPFOは競合する原因であることを示した論文です。ESUSではやはりこの2つの基礎疾患の精査が重要ですね。

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パーキンソン病(PD)は運動症状に左右差を伴うが、共に右利きのPD群と健常群で線条体ドパミン神経機能が比較され後者では左右差がないことが報告された。利き手があることが対側優位に線条体の障害を惹起するわけではないが、古典的な症候の背景は未だ不明であり、その奥深さを改めて感じました。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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