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10月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

10月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

NAVIGATE-ESUSのサブ解析です。ESUSで脳梗塞再発した場合の6割はやっぱりESUSで、再発脳梗塞でAFの関与は1割にも満たない模様。ESUSの原因は多岐に渡るため、治療戦略確立の困難さを裏付ける結果です。

※詳細は以下の画像をクリックしてご覧ください。

Gaucher病の原因遺伝子であるglucocerebrosidaseのmutationはパーキンソン病の発症リスク遺伝子ですが、同遺伝子に発現を調節する部分を含み、PDの発症を遅らせるハプロタイプがあることが判明しました。新たな疾患修飾療法のターゲットになりそうです。

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JNNPより。脳主幹動脈閉塞に対する血管内治療において治療前に早期脳虚血サインがでている、または白質病変や陳旧性脳梗塞があると転帰が不良であると示した論文です。再灌流療法前の画像検査での予後予測が最近の流行りですね。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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