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2月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

2月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

高齢者で非弁膜症性心房細動を有している症例、脳卒中・TIAの既往がある場合には、その後の経過観察中に1)脳梗塞の発症率は2倍高く、2)死亡率も高い@ANAFIE Registry。当然といえば当然ですが、90%以上の方で抗凝固療法を実施しているにも関わらずです。脳梗塞再発予防の重要性を再認識です。

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発症5年以内のパーキンソン病の正診率は、movement disorderを専門診療とする神経内科医の診察で91.5%、MDS clinical probable PDの診断基準では89.5%と報告されています。早期PDの10%は誤診している可能性があるようです。

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若ければ軽度頸動脈病変、高齢ならば左房拡張のようです@ESUS。

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運動リハビリテーションがパーキンソン病の予後改善に有効とする報告です。自宅で週3回行うエアロビクス運動は、単純なストレッチ運動に比べて、6か月後の運動機能(MDS-UPDRS motor section)を有意差を持って良好に保つと報告されています。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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