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3月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

3月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

MRI(磁化率強調画像)で確認できる脳微小出血(CMBs)が、超急性期脳梗塞へのIV rt-PA実施後の転帰に与える影響は?確かにCMBsが多い症例では、実質性血腫(PH2)例は増加する、が死亡には関連はなさそうです。CMBsのカットオフを0,1,2以上の3段階にしたら、見栄えは変わったかもしれません(結果が変わるわけではないところ、論文解釈には注意が必要ですね)。

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将来パーキンソン病を発病する人は、パーキンソン病発病前の前駆期から、(健常者に比べ)認知機能が低下することが報告されています。 この傾向は特に男性に強いようです。とても興味深いですね。

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術前の情報をきちんと収集すれば、AIが「無駄な再潅流療法」を避け「適切な判断をしてくれる」…deep learningですね。

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ドパミン神経変性に起因するBBB破綻、神経炎症などを反映する中脳黒質のフリーウォーターは、パーキンソン病発症前の前駆期から病初期にかけて増加しますが、進行期においては減少することが示されています。とても興味深い結果ですね。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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