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5月の論文まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。
5月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

卵円孔開存が存在する脳梗塞は、卵円孔開存があるから再発しやすい訳ではないのは、皆さんの臨床実感の通りです。やはり、若くて「卵円孔開存が関与している可能性が高い(PASCALシステムで評価)」場合ほど、脳梗塞再発率は低いです。「PFOが関与していると断定できない症例は再発率が高い」、すなわち古典的な再発リスク因子が沢山あることの裏返しですね。

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高血糖誘発性に発症する「後頭葉てんかん」についてneuroimageで報告されています。迅速な診断と血糖値の是正が必要になります。他科から相談された際に、鑑別に入れるべき疾患・画像所見ですね。

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24時間以内の脳底動脈閉塞例に対し、あまり大きな虚血コアがなければ血栓回収療法実施で転帰は改善します。PC-ASPECT、Pons-Midbrain Indexなどの画像評価方法、確認が必要ですね!

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パーキンソン病患者では閉塞性無呼吸症候群(OSAS)合併の有無で、特に女性で黒質線条体ドパミン神経変性に違いがあることが報告されています。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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