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医局員の声

女性医師座談会

医局で活躍する女性医師の皆さんから、女性目線での慈恵医大脳神経内科の魅力を発信します!

Q1. 皆さんのプロフィールについて教えて下さい

A先生:北里大学出身です。初期研修を市中病院で行い、現在レジデントとして慈恵医大分院で研修中です。
B先生:慈恵医大出身で、初期研修は市中病院で行いました。現在レジデントとして慈恵医大本院で後期研修中です。
C先生:慈恵医大出身のレジデントです。初期研修は市中病院です。
D先生:慈恵医大出身で、現在本院で勤務しています。
E先生:東京女子医大出身で、現在大学院生として基礎研究しています。
F先生:高知大学出身で、現在レジデントとして市中病院で研修しています。

Q2. 皆さんからみた、慈恵医大のイメージはどうですか?

A先生:単科の医大ということで独特なイメージやルールがあると思っていて、他大学はあまり受け入れないイメージでした。
実際働いてみると、研修医や若手医師でいろいろな出身大学の先生がいて、他大学だからといって働きにくいと感じたことはないですね。
C先生:慈恵のつながり、特に部活のつながりが強いですね。研修先や科の垣根を超えて面倒をみてくれると感じています。慈恵の理念(病気を見ずして、病人を見よ)を体現している先生が多く、人に優しいと感じます。
B先生: 母校ですが、アットホームな感じがいいです。大学病院としても大きすぎず、科を超えていろいろな先生と気さくに話せる雰囲気があると思います。
D先生:医師だけでなくコメディカルなども優しく、声をかけ易い雰囲気があると思います。出身大学で区別されることはなく、働きやすいと感じます。他大学出身の先生が研修のグループを引っ張ってくれたりもしました。
E先生:私は他大学出身だったので最初はすごく不安でした。入ってみると他大学出身だからといって、特に何かを感じたことはないです。研修で居心地がいいことも合って慈恵で研鑽を積もうと思い、現在も慈恵でお世話になっています。

Q3. 慈恵医大脳神経内科ってどんなところ?

E先生:学生の時から神経に興味がありました。神経所見から病態を考えること、それを検査で答え合わせするところがオモシロイと思っています。慈恵脳神経内科は大きい医局ではないからこそ、指導医から研修医までの距離感が近く、何でも相談しやすいと感じています。
D先生:初代教授である井上聖啓先生から「医師の使命は、患者を主訴から解放することだ」という教えが心に響いています。脳神経内科で研修をしたときに、尊敬できる指導医と出会ったことで脳神経内科を志すことにしました。
B先生:脳神経内科は特待生しか入れないとか、脳神経内科の女医は誰も結婚していないらしいよという噂が学生の頃にありました笑。成績が良くない私は大丈夫か不安になりましたが、実際研修をしてみたら女性の優しい指導医もいて安心できたので脳神経内科へ入ることにしました。
C先生:私は学生の頃から脳神経内科は苦手でした。井口教授が学生の頃に私の顔と名前を覚えてくれたことがきっかけで、興味を持ちました。この先生の元であれば優しく教えてくれるだろう、苦手な科目だからこそ頑張れると思い入局しました。実際入ってみたら井口教授だけでなく素敵な指導医がたくさんいて、その一員になれたことがすごく嬉しかったです。
A先生:脳神経内科は敷居が高いと思っていました。夫が脳神経外科であったこともあり、脳神経内科を検討していた時に、ふらっと説明会へ参加したところ顔と名前を覚えてもらったことが大きかったですね。

Q4.女性医局員が増えてきましたね。子育てしながら仕事と両立されている女性の先生が多くなってきました。時短についてどうですか?

A先生:おそらく私が慈恵で初めて時短勤務しながら後期研修を行ったと思います。当時は前例がなく色々と苦労しました。朝一のミーティングに参加できるかどうかが肝だと考えていたので、朝に時間が取れるように家庭内を調整しました。最初は不慣れな部分と若手としての業務負担が大きいこともあり、子育てと仕事の両立に苦労していましたが、学年が上がると慣れてきました。
C先生:指導医の先生や医局の先生が沢山サポートしてくれています。大変なこともありますが、子育てや家庭にも時間を回しながら仕事も両立している感じです。
B先生:ママの知り合いがほとんどいないので、先輩に色々と聞いて助けてもらっています!時短での働き方には少しずつ慣れてきたと思っています。
D先生:夫が単身赴任なので、実家の母の手助けを借りながら時短で働いています。人生は予定通りいかないこともあるので、困ったら医局に相談しています。その時の状況に応じた働き方を一緒に考えてくれて、仕事を続けることができていることがありがたいと思っています。

Q5. 今後のキャリアプランについて

D先生:私はもともと神経系の基礎研究がしたいと思って脳神経内科へ入局した経緯もあり、外来をやりながら基礎研究にも携わっています。臨床の疑問を基礎研究で明らかにすることにやりがいを感じています。
E先生:私は現在大学院生です。大学院生になるまでは基礎研究に携わったことがなく、不安でしたが今の研究グループの先生方に1からから教えてもらいました。基礎研究は自分のペースでできるので、時間の融通がきくことがいいですね。
D先生:脳神経内科と言っても様々な分野があります。基礎研究や、臨床としても急性期、慢性期、維持期、リハビリ、救急、外来、病棟など多岐に渡ります。脳神経内科はいろいろな多様性がある中で、救急でバリバリ働くもよし、頭痛など専門性に特化した分野で外来を極めてもよし、基礎研究に没頭するもよし、女性にとって色々な働き方を選びやすい科だと思います。それぞれの先生のキャリアプランに合わせた働き方を医局がサポートしてくれています。

最後にまとめをお願いします

A-F先生:脳神経内科は硬いイメージがあると思いますが、慈恵脳神経内科は気さくな先生が多いです。大きい医局ではないからこそ、指導医が何でも相談に乗ってくれる環境だと思います。最近では私達のような女性医師も増えてきており、結婚や出産などのライフイベントがあっても、医局が一緒に考え働き方を柔軟に対応してくれています。
私達が活躍することで、多くの女性医師が入局してくれると考えています。もしこのページをみて入局を検討してくれる方がいれば、是非連絡ください!

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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