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8月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

8月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

脳出血発症後の全脳卒中発症には、脳出血部位とAFが関連しています。皮質下出血はアミロイド脳血管症の影響で脳出血再発を、AFは脳梗塞発症しやすいイメージは湧きますね。

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頸動脈解離に対する抗血栓療法は抗血小板薬・抗凝固薬どちらでも良いようです。超急性期治療実施率が高い、つまり解離の確定診断を待ってはいけないことは再確認ですね。

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パーキンソン病では線条体のドパミンニューロンは変性・脱落し数を減らしますが、細胞あたりのドパミン量は健常者と同等であるようです。このドパミンを治療に生かす方法が開発できるとよいです。

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PFO閉鎖術臨床研究(Gore Reduce研究)の最終結果です。経過観察を5年間とした場合に、PFO閉鎖術による脳梗塞再発予防を1人に達成する(NNT)には25名への治療が必要のようです。

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心房中隔瘤や大きな卵円孔開存(PFO)、いわゆる高リスクPFOのスクリーニングに経頭蓋超音波が有用であるという報告です。今後ますます経頭蓋超音波の重要性が高まるかも知れません。

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神経変性疾患の鑑別診断の為の血液と髄液のバイオマーカー10種類について新たな報告です。各マーカーについてコントロール群と比較する他、鑑別に挙がった疾患間で比較するという利用法も確立していきそうです。

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Stroke 9月号は、MT関連の論文が目白押しですが、編集部のイチ押しはこちらのようです。局所炎症、わかっているけれど対応はどうすればよいか?今後の課題です。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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