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11月の論文紹介まとめ

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医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。

11月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。

機械的血栓回収術がなかなか上手く行かないとき、原因は血管の蛇行だと思うことはありますね。Tortuosityとともにstiffnessも重要な気がします。硬い血管はカテーテルを弾く…印象がありませんか?Stiffnessの評価は、やはり頸部血管超音波検査。みなさん、急性期にも超音波検査を実施しましょう!

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MDSより多系統萎縮症の新診断基準が発表されています。診断に必要なOHの基準も改訂され、⊿SBPは20mmHg以上、⊿DBPは10mmHg以上を認め、起立3分後のΔHR/ΔSBP ratioが0.5 bpm/mmHg未満である神経原性OHであることが重要視されています。

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後方循環系の超急性期脳梗塞に対する機械的血栓回収術について、1.吸引する、2.ステントで絡め取る、はたしてどちらを最初に選択すべきか?推すがよいか、敲くがよいか?実臨床では推敲する時間はありませんので、後方視的な確認です。症例数に差はありますが、現状では「吸引する」が良かろう…。デバイスの進化によって治療戦略は大きく変わる必要があり、注視が必要ですね。

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剖検で診断が確定したPSP 186例を,罹病期間により3群に分けた検討がなされています.その結果、発症から3年以内に眼球運動異常がないことが,長期生存が望める予後良好群として唯一の独立した臨床的予測因子であると報告されています。

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東京慈恵会医科大学 内科学講座 脳神経内科

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