6月の論文紹介まとめ
医局SNSでは適宜論文紹介を行っております。紹介する論文は、新しい論文で医局員がオモシロイと思ったものです。
6月に紹介された論文を、コメント共に紹介します。
ご興味ある方はぜひご一読ください。
機械的血栓回収療法を迅速に提供できない施設ならば、perfusionミスマッチを確認後にIV rt-PAを実施してもよい、かもしれません。
※詳細は以下の画像をクリックしてご覧ください。
運動機能(歩行や姿勢)と認知機能(注意)との関連の背景である大脳皮質-線条体回路の詳細が解明されつつあります。アセチルコリン、ドパミンなどを活用した姿勢保持・歩行障害の治療への応用が期待されます。
※詳細は以下の画像をクリックしてご覧ください。
椎骨・脳底動脈系に対する血栓回収療法(MT)の有効性は、内科治療と同等のようです。IV rt-PAが実施できない時間帯(発症 4.5時間~24時間)でのMT有効性について興味があります。
※詳細は以下の画像をクリックしてご覧ください。
老廃物を脳から除去するglymphatic systemの異常が神経変性疾患で注目されています。同systemを含む血管周囲腔の拡張がParkinson病でも示され、バイオマーカーとして期待されます。
※詳細は以下の画像をクリックしてご覧ください。
一覧はこちら